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『ヤマノススメ』は、しろによる日本の漫画作品。アース・スター エンターテイメント発行の月刊漫画雑誌『コミック アース・スター』にて第6号(2011年9月号)より連載中の、女子高生による登山をテーマとするストーリー漫画である。 == 概要 == インドア趣味で高所恐怖症の主人公・あおいが、アウトドア志向の幼馴染・ひなたとの再会をきっかけとして、幼い頃に見た山頂の朝日を再び目にするべく、登山に臨む物語である。物語は、主に主人公の視点から描かれる。 登山を趣味とする著者が、自ら登った山を、写真とイラストで紹介した同名の同人誌を原典とする。そうした背景から、単行本の表紙に赤岳(第1巻)の写真が使われたり、本編中にも天覧山(第2話)や高尾山(第7話)などの実在する山や、登山用テント(第1話)・クッキングストーブ(第2話)・コッヘルとフリーズドライ食品(第3話)といった登山用品、登山用語などが随所に登場し、解説される。イラストレーターとして知られる著者にとって最初の商業連載漫画作品であり、公式サイトなどでは「ゆるふわアウトドアコミック」と称される。この漫画の話数表記は一貫して「x合目」(xは漢数字)で表され、コミック アース・スターONLINE内の公式サイトでは、第1話を試読できる。発行部数などは明らかでないものの、2012年6月12日(秋葉原など一部では8日)に発売された単行本第1巻は、発売翌日にして早くも増刷を決める売れ行きとなり、2015年2月時点ではコミックス累計35万部を突破している〔ヤマノススメ8巻|株式会社アース・スター エンターテイメント 〕。 2012年6月7日にはテレビアニメの制作が発表され〔、第1期が2013年1月から同年3月まで放送された。また第2期が2014年7月から12月まで2クールにわたって放送された。詳細は#テレビアニメを参照。 月刊『山と溪谷』2012年11月号の読者ページ「YAMAKEI HUT」内「ヤマケイ調査隊」にて、「“ゆる萌え”登山事情」と題する特集が組まれた際、本作について著者インタビューを交えた記事が掲載された。枻出版社の月刊登山誌『PEAKS』2013年3月号における特集「今、知っておくべき!山の“旬ネタ”教えます!!」で、登山に関する映画や書籍を挙げた「CULTURE」の一つとして著者インタビューと共に紹介された。 作品の主な舞台は埼玉県飯能市であり、アニメ版では登場人物が通う学校が同市に存在する聖望学園であるなど、実在する建物や風景が複数登場する。また後述のように飯能市を中心にイベント等も行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマノススメ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Encouragement of Climb 」があります。 スポンサード リンク
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